現在、日本の格闘技は1番の盛り上がりを見せており、TVやYouTube等メディアで取り上げられる事も多くなっていると思います。
その際に計量シーンが取り上げられている事もあると思いますが、計量失敗のニュースも見たことがあるのではないでしょうか?
格闘技・ボクシングの試合で計量を失敗するとどうなるのでしょうか?
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なぜ計量をするのか?
格闘技の試合が行われるにはまず計量(体重を計る)が行われます。それは体重差がある格闘技の試合は非常に危険であり、階級によって区別されております。ボクシングの試合であると17階級にも分けられているように体重差というのは格闘技において非常に重要な事であります。
試合前には契約体重というものが設定されます。

上記の試合であれば計量日には61㎏にしなければなりません。61㎏以下でなければ計量失敗となります。
計量を失敗するとどうなるのか?
きついトレーニング、食事の節制、水抜き等を行い計量日を迎えた選手が計量を失敗するとどうなるのか?
- 試合自体が中止となる
- 何かしらの条件が付いて試合が行われる
おおよそこの2つになると思います。
計量を失敗した選手とちゃんとクリアできた選手ではフェアではない為、計量をクリアした選手は試合をしたくないと思うと思います。選手にとって一番の苦難は減量になりますので、減量のダメージによってコンディションが悪くなるため負けるリスクはあがります。
しかし、試合は興行であるため試合を楽しみにまっていた観客は試合が中止となると大クレームとなりますので、試合が中止となる事よりも条件付きで試合が行われる事が多いと思います。
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計量失敗した有名な選手
ルイス・ネリ

2018年に行われたWBC王者のルイス・ネリと山中慎介の再戦の計量を失敗しました。ネリと山中慎介選手は前戦で王者の山中慎介選手に勝利しWBC王者となるもドーピング陽性反応があり、再戦が決まったという流れでありました。
山中慎介選手は勝手も負けてもこの試合で最後と意気込みましたが対戦相手のネリ選手は計量失敗となりました。
試合はネリ選手が2RにKO勝ちとなりました。計量クリアしていても山中慎介選手は負けていたかもしれません。しかし、結果が違うかもしれません。
計量を失敗すると選手としての価値を下げる事になります。
比嘉大吾

2018年に行われたWBC世界戦であり3度目の防衛戦の計量を失敗しました。比嘉選手は15戦15勝15KOと超好成績でしたが、計量失敗となり秤の上で王座剥奪となってしまいました。
日本人で初めて世界タイトルで計量失敗となりました。比嘉選手は連戦による減量で体重が落ちなかったようです。計量失敗は個人の責任といよりはジム全体の責任といえます。
その他
- アンソニー・ペティス(元UFCライト級王者)
- RENA(RIZIN選手)
- 卜部弘嵩(元K-1スーパーフェザー級王者)
- ブバイサ・パスハエフ(K-1)
- 計量失敗したものの武尊選手がグローブハンデ・減点ハンデを拒否して普通に試合が行われた。試合は武尊選手のKO勝利
計量をクリアして試合が行われている
格闘技の試合は計量が行われて試合が行われております。厳しいトレーニングを積みながらも、食事制限をして体重を落とす過酷な作業であります。
朝倉未来選手も「計量失敗をする悪夢を見た」と言っていたように計量というのはプロ選手にとって最大の山場でもあります。
プロ選手はよく「計量失敗はプロ失格」とは言っていますが、本当に過酷な事をして試合に臨んでおり、一般の人には絶対にわからない苦しみがあります。
実は試合に出るだけですごいことなのです。
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