格闘家はどうやって減量しているのか?(まとめ)【食事・水抜き・減量幅・計量失敗等】

減量 筋肉

格闘家は試合が決まると減量があります。

なぜ減量があるのかというと試合には必ずと言っていいほど規定体重が決められているからです。

この記事では格闘技における減量について書いていきます。

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なぜ格闘技は体重の規定があるのか?

格闘技は階級制(体重)があります。

これは、体重が重い人と軽い人では体重が重い人の方が明らかに有利になるからです。また、体重差があるとかなり危険なため、格闘家の安全を確保するためでもあります。

男の人はイメージがしやすいとは思いますが、身体が大きい人と小さい人では明らかに身体が大きい人の方が喧嘩をするのであれば強いですよね。

格闘技においても一般的にはそうです。

格闘家の減量

上記の理由から格闘技は階級制に分かれており、階級によって規定体重が分けられております。

ボクシング、キックボクシング、総合格闘技等さまざまな格闘技がありますが、ボクシングのフェザー級とキックボクシングのフェザー級と総合格闘技のフェザー級は名称こそ一緒ですが、規定体重が異なります。

  • ボクシング:57.15㎏
  • キックボクシング(K-1):57.5㎏
  • 総合格闘技(RIZIN):66㎏

このように体重が分けられているため、選手は基本的に体重を調整し、規定の体重まで減量を行います。

減量をした方がよい理由

別に減量をしなくてもよいのではないのかという意見もあると思います。

普段の体重が57.5㎏であったら別に減量をしなくても良いと思うのは普通です。

しかし、普段の体重が57.5㎏の人と計量当日に57.5㎏になっている選手とでは、試合当日には1階級以上の体重差ができてしまう事になります。

格闘技の試合の多くは前日に計量となっており、計量を終えた選手は水分の摂取、食事といったいわゆるリカバリーを行い体重を戻します。

前述のとおり、体重が重い人の方が基本的には有利となります。減量とリカバリーが上手くいって初めて減量が上手くいったと言えます。

余計な脂肪を落とす事で身体のキレが増すという利点もあります。

どれくらい減量するのか?

選手によって減量の幅は大きく違います。

減量をしないで計量をする選手もいれば、10㎏以上減量する選手もいます。

もし、仮に計量に失敗をしてしまうと、選手は試合ができなくなったり等罰則があるのでそういったリスクも減量にはあるため、選手によって考え方が異なってきます。

外国人(欧米人等)は日本人と体質が違うため、普段の体重が規定体重よりもかなり重いといわれております。

計量に失敗するとどうなるのか?

厳しいトレーニング、食事の節制、水抜き等を行い、計量を失敗した選手はどうなるのかと言うと、おおきくわけて2つのパターンになります。

  1. 試合自体が中止となる
  2. 何かしらの条件が付いて試合が行われる

計量を成功した選手と失敗した選手ではフェアではない為、計量を成功できた選手は試合をしたくないと思うのが普通の考えであると思います。

極限まで絞り切った身体から、体重を落とす作業をして、多くの選手は体重を落としています。命を削る作業ともいわれておりますので体力的にも精神的にも減量にはダメージがあります。

計量を失敗するのは「プロ失格」とプロ格闘家が言うのも納得してしまいます。

しかし、興行主からすると試合が中止となるとチケットを購入していた人から大きなクレームにもなりますし、返金となれば、興行主の収益にも大きく影響をしてきますので試合中止と言うよりは、条件付きで試合が行われることの方が多いように感じます。

計量失敗時の条件付き試合の例
  • グローブハンデ 計量失敗した選手のグローブが大きくなる
  • 減点スタート 計量失敗した選手に対して減点
  • ファイトマネーの減額・没収、罰金
  • ボクシングのタイトルマッチの場合王者剥奪

減量方法

では格闘家はどうやって体重を落としているのでしょうか?

基本的には食事内容の変更とトレーニング、水抜きになります。

食事

プロ格闘家のほとんどは食事制限を行っております。

減量中は食事を節制したり、普段の食事ではなく、体重を落とすためのメニューに変更しています。

ただのダイエットとは違い、格闘家の人は激しいトレーニングをして試合に向けて仕上げていかないといけない為、食事量を減らしていく時期等見極めていかなければなりません。

食事量を減らしていくのが早すぎると厳しいトレーニングを行う事ができない、パワー不足で怪我等に繋がりかねないからです。

水抜き

食事の節制等で余分な脂肪を除いて減量をしても、格闘家のほとんどは計量前日には契約体重に合わせる為に水抜きというものを行います。

水抜きとは言葉の通り身体の水を抜く事でございます。英語ではドライアウト(Dry Out)と言ったりもします。

格闘家は普段の練習から体脂肪を削っている為、脂肪だけでは体重を落とせなくなります。人間の身体の60%は水分でできていると言われている為、その水分を抜く事で体重を落とします。

この水抜きが選手にとって非常に過酷なものとなり、試合以上にきついと言われております。

この水抜き中の事故により死亡した選手もいる等非常に危険な行為であるため、一般の方は真似をしないようにご注意をお願いします。

リカバリー

減量にクリアした後に選手はリカバリーを行います。

格闘家の減量は普通のダイエットと違い、体重を戻す前提に体重を落としているので、計量後は水分やエネルギーが極端に枯渇しております。

前日の計量から試合までの間にどれくらい回復できるかで身体の調子は大きく変わってきます。

計量を終えた後のリカバリー方法で勝敗は大きく変わるといっても過言ではないくらいに重要な事であります。

まとめ

格闘家の減量について理解を深める事ができましたでしょうか?

格闘家は過酷な減量のもと、リングに上がって試合をおこなっております。

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